是正処置に関して

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ISO是正処置に関する諸問題

「ISO審査での指摘是正で困っている……」
「審査を受けて是正要求書は受け取ったが、どうしていいか分からない……」
「是正処置はどうすればいいの?」
「是正処置をきっかけにどこまで変えればいいの?」

規格には「組織は、再発防止のため不適合の原因を除去する処置をとらなければならない。是正処置は、検出された不適合の持つ影響に応じたものでなければならない」とあります。上記のようにお悩みの方は、まずは以下を実践してみてください。


1 不適合の内容確認

→審査員の意図は理解できていますか? 事実のみを書くということから不適合の指摘内容がぼやけている場合が多くあります。

2 不適合を除去する処置

→まずは現状の不適合を除去するために処置(修正)をします。例えば、記録がなければ作成するなど、指摘された不適合を正します。

3 不適合の原因の特定

→人のミスではなく、システムに原因があるかどうか探してみましょう。

4 不適合の原因を除去するための処置

→ここが是正処置となります。教育した、周知した、といった是正にとどまらず、仕組みを見直す機会として、4M(Man、Machine、Material、Method)が変化したことによって、どのように不適合が発生したのかなど、検討されてはいかがでしょうか。ここまでを審査機関に提出し、翌年、または半年後の審査のときに有効性が確認されるのが通常かと思いますが、自社で必ず「是正処置の活動の有効性のレビュー」を実施してください。

是正処置の問題点

現象と原因が区別されていない

現象とは目で見て確認できるものであり、原因は現象の背後に隠れています。 

真の原因を抽出していない

・抽出していない例
現象:作業者が加工ミスをしてしまった。
原因:作業者が作業手順を守らなかった(作業標準が変更されていた)。
対策:作業者への教育を行った。

原因を人の責任にする

人に関する原因は少ないものです(人が変わっても変わらない標準化)。

策案の評価をしていない

ひとつの原因に対する対策は必ずしもひとつではないため、対策案は多めに出すようにしましょう。

是正処置の効果の確認をしていない

処置が効果的であり、その後再発していないか確認しましょう。

過去の是正処置の分析を行っていない

過去の是正処置の分析を行わないのは、予防処置が活性化しない原因となります。個別の是正処置に対応するだけでなく、これらの情報から課題を抽出することが重要です。

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